養殖業者の業績と健康な魚づくりに貢献する「養殖経営コンサルタント」
2017年入社(入社5年目)蒲江営業所・養殖経営コンサルタント
(鹿児島大学 水産学部 水産学科卒)
現在の仕事内容は?
私は「養殖経営コンサルタント」として大分県の佐伯市にある蒲江という地区で主にハマチやカンパチ、ヒラマサといった養殖魚を対象として、飼料・栄養剤・水産用医薬品の販売、出荷や病気の診断に携わっています。
また、稚魚の導入時期である春先から初夏にかけて、ハマチをメインとしたワクチン接種も行っています。
入社を決めた理由は?
高校・大学を経て養殖について学び、将来は養殖業界への貢献を考え、就職活動をしていました。就職を視野に入れていた他企業では、コストが安い海外での養殖をメインにしていましたが、どちらかと言うと私は自分の生まれ育った日本の養殖業の発展のために働きたいと考えていました。
そんな時に出会った会社が「ゴトー養殖研究所」です。
地域の養殖業者の方のための技術コンサルティングや、養殖ドクターによる養殖魚の健康維持など、他には無い付加価値を提供する業態に魅力を感じ入社を決めました。
海外遊学制度について
海外遊学支援制度では「自身で計画立案して、行動する」というすべての業務の基本となるスキルを養うことができました。現地での行動だけでなく、計画段階で先輩社員と相談して一つの計画を作り上げることも、会社でのプロジェクトの進め方を学ぶよい機会になりました。
また、現地での行動は基本的に自分一人での行動となるため、状況に併せた判断力と行動力、初めて会う人とのコミュニケーション力なども身につきました。これらの経験は営業職にも広く活かされていると思います。
一度社会に出てしまうと、自分で計画した通り海外で過ごす体験などがなかなか難しいかと思います。しかし、入社前の海外遊学で1ヶ月もの間、自分の体験として世界を感じることができたのは大きな収穫でした。
現地でしか味わえない「リアルな世界」を
海外遊学で体験できます
(フィンランド・タンペレ大聖堂)
入社して「ここが良かった!」
養殖業者の方との距離感が非常に近いため、現場の生の声が私たちの耳に入ってきます。その中から問題点を洗い出し改善したときにお客様からかけていただく「ありがとう!」の声が一番の喜びです。
また、入社一年目で商品の納品から在庫管理まで、幅広い業務を一任していただき、自身の成長を日々感じることができています。
現在は担当のお客様を持ち、お客様に貢献するために何ができるかを考え行動しています。
風を感じながら大海原へ
入社後の苦労は?
多くの養殖魚に対して行うワクチン接種など流れが早い複数人での作業についていくことが大変でした。覚えることも多く作業の流れを乱してしまうこともありましたが、先輩や養殖業者の方に指導いただき、今では流れにしっかりついていけるようになりました。
今後の展望について
営業というと「商品を紹介して売る」というイメージですが、「お客様の困りごとを改善する」という目線に立つとお客様が求めているものが見えてきます。
自分ひとりで解決できないようなことでも、研究開発が行える自社の強さを活かして、お客様のご要望を上回る提案ができるように日々の業務に取り組んでいきます。
入社を希望される皆様へ
養殖された水産物を買い取って加工して販売する、自社製品を紹介して販売するという業態とは違い、養殖現場のお客様ひとりひとりのために自分の知識や経験を活かせる会社です。
その知識や経験は働きながら学び続けることによって得ることができます。成長を実感しながら日々の業務に活かしてお客様の喜びに変えていくのが私たちの仕事です。
是非私達と一緒に水産を盛り上げていきましょう!
井口修兵
2017年入社(入社5年目)
蒲江営業所・養殖経営コンサルタント
(鹿児島大学 水産学部 水産学科卒)