
養殖業の未来を拓きたい!
2021年入社(入社4年目)垂水営業所・養殖経営コンサルタント
(鹿児島大学 水産学部 卒)
長崎県五島列島出身の江口さん、子供のころから海に親しみ、中学・高校時代からスポーツに打ち込んできた明るく、努力を惜しまない性格です。
養殖経営コンサルタントとして、高い意識と冷静な判断力を持ち、垂水営業所の中心的役割を担っています。その能力と成果が認められ入社4年目、早くも副所長に就任。
社会貢献につながる仕事に働き甲斐を感じながら、養殖業界のために奔走している江口さんからのメッセージです。

現在の仕事内容
養殖業者の方へ飼料や栄養剤の販売、病魚の検体や検体結果を元にした投薬の指導、養殖魚のワクチン接種など、養殖経営コンサルタントとして多岐にわたって総合的なサポートを提供しています。また、垂水営業所の副所長として所長のサポートや営業所の運営に携わり、会社の中心として日々養殖業界の未来を考えています。
入社を決意した理由
私は長崎県の離島で海に囲まれて育ったこともあり、海に関することを学びたいと思い鹿児島大学水産学部に進学し、在学中に養殖業に興味をもち就職活動を進めていました。魚病について学んでいたこともあり、業界唯一の魚の動物病院としてワクチン接種や魚病診断、投薬指示などを行い養殖魚の健康を守るというこの会社が目にとまりました。お客様と二人三脚でよりよい魚つくりに携わることのできる養殖経営コンサルタントという仕事に魅力を感じ入社を決めました。

入社してから感じたこと、新たな思い
海にでて魚をみる機会が多くあり、病気の魚が浮かんでいる光景を目にすることがあります。学生時代に魚の病気について勉強していましたが、初めてその光景を目の当たりにした時はとても衝撃的でした。養殖経営コンサルタントはワクチンや薬剤、栄養剤や給餌の方法によって少しでも養殖魚の斃死を減らせるような取り組みを提案できます。また、我社では研究開発力を生かしてよい商品を開発、自社で製造して提供することが可能です。自然を相手に難しい環境下で頑張っている養殖業者の方を応援し、業界自体を盛り上げる原動力になりたいと思うようになりました。
「世界の最前線から学ぶ」ノルウェー研修
私が入社した当時はコロナ禍で海外遊学制度を使用することが出来ませんでしたが、コロナ禍が明けた2024年2月にノルウェーへ養殖技術研修が開催され、世界トップクラスの技術や効率的な生産システム、環境への配慮が行き届いた養殖現場を直接見ることが出来ました。ノルウェーは単に技術力が高いだけではなく、社会全体が養殖業を支え、共に発展を目指している姿勢であることに感銘を受けました。
入社を希望される方へのメッセージ
我社では養殖業者の方との距離も近く現場の状況をよく把握できます。さらには世界トップクラスの養殖現場を見学する機会があります。養殖業に携わりより良いものにしていきたい、新しいことに挑戦したいと考えている人にとって、このように養殖業全体を見ることが出来る環境はなかなかないと思います。
今日、日本の養殖業界は高水温などの異常気象や飼料価格の高騰など、大変厳しい状況に置かれています。わたしはこのような状況の中で頑張っている養殖業者の方の支えとなっていける会社にしたいと考えています。
是非、養殖産業の発展をともに支えていきましょう!

江口 大雅
垂水営業所・養殖経営コンサルタント
鹿児島大学水産学部・卒